5.仮歯調整日記(仮歯激鬱編)
鬱な気持ちを胸に、仮歯調整二度目。(前回から2〜3週間後くらい)
二度目も記憶あんまないけど結構調整してもらった気がします。この時も先生じゃなくてほとんど歯科衛生士さんでした。。(もはや麻酔するだけの先生)
とにかくこの仮歯期がずっと鬱で、、見た目はそこそこ綺麗なんだけど違和感と付けてるところ(歯茎と仮歯の境目)のムズムズ感がやばかったのよ。こんな状態が続くなら死んでやる、、という気持ちでした。
そして確かここらへんで会社を退職しまして。。不幸中の幸い?コロナだったから(コロナは良くはないんだけど)仮歯の状態で会社の人とご飯食べる場面が少なく済んで良かった。
…
また前回から2週間後くらい。
仮歯調整三度目&ついに本歯の型取り。
変わらず違和感はあったけど、何度か調整して前より良くなったしあまりにも仮歯が地獄で早く本歯にしたかったのでオッケーを出して本歯の型取りの段階へ。(本歯になれば大丈夫だと思ってた。)
少し仮歯を調整してもらってから、まず本歯の色決め。
私は自然な色が良かったので、元の歯の色に近い色でオーダー。
衛生士さんが削ってない部分の歯の写真を何枚か撮ってくれて「元の色に合わせるように技工士さんにオーダーします」と。
一応色見本のチップみたいなのも見せてくれました。
その後型取り。
口大きく開けさせられて液体みたいなの入れて固まるまで待つ。勝手に型取り辛いのかな?と思ってたけどこれは思ったより苦しくなくて良かったです。
それでこの日は終わり。あとは本歯を待つべし。。
本歯ができるまでの辛抱、、と思いながらも、セラミックを選んでしまった後悔と仮歯の違和感でこの時期はめちゃくちゃ精神的に参ってしまいまして。
好きなアイドルのライブや舞台に行っても全く楽しめなかったり、物欲が全くなくなったり。日々の生活が楽しくなくなって正直驚きました。。
でも推しが出ているドラマやYouTube配信を観ることだけはなんとか楽しめて。本当にそれに救われていて、やっぱ推しがいるってありがたいんだな、と思いました。
推し達、ありがとう。
次回、本歯できあがり&新しい職場の巻。お楽しみに。(?)
To be continued...
あ、Twitter始めました。
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4.はじめての仮歯調整日記
少し経ち…
仕事の引き継ぎや退職の準備で忙しくて、そっちに気を取られてもちろん口の中不快ではあったんですが精神的な症状はひとまず落ち着いてきました。
調整した仮歯や本歯入れたら感覚が元に戻るかも、って期待があってまだ希望があったからこの時期はまだ精神が落ち着きやすかったです。
(この後もっとBIGな鬱の波が来るんですがその話はまた次ですね…)
もう去年の夏のことなんであんま記憶にないところもあるんですが(消したい記憶だし、、笑)覚えてる範囲でここから仮歯調整のこと書いていきます!
まず一度目の仮歯調整の日。(予約の電話したあの日から半月後くらい?)
席につくなり、表面麻酔→注射の麻酔。
歯科衛生士さんになんかハンマーみたいなので、ガンガンやられて仮歯外される。
なにこれ普通に地獄じゃん。(急に冷静になる。)
仮歯は前歯4本全部繋がってるやつだから意外と簡単に取れる。
その後の中の歯の掃除が絶妙に痛い。麻酔しててもしみる。でもぐっと堪えて我慢。
その後、
要望を伝えて、仮歯調整
↓
はめてみる
↓
要望を伝えて、仮歯調整
の繰り返しなんだけど、麻酔効いてるから正直噛み合わせとか感覚とか分からないんだよね。麻酔切れてからじゃないと良い感じか分からないのよ。全く厄介だね。。
担当の先生がいる日で予約したものの、麻酔以外は歯科衛生士さんが全部やってくれました。。かろうじて最後の軽いチェックくらいは先生やってくれてたかな?
しかも歯科衛生士さんも入れかわり立ちかわりで、正直、意思の疎通(先生⇄私、歯科衛生士⇄私、先生⇄歯科衛生士)が出来てるのかめちゃくちゃ不安でした。
まぁ大手だし地域密着型の医者ではないからしゃ〜ないのかな〜、と思ったりもしたが、それでも一応歯医者よね???と。。
少し不信感を語ったところで本題に戻りますが、調整は上手くいったかというと、
まだまだ違和感バリバリ。デカい。でも前より全然マシ。(許せるレベルではない。苦痛。)次の調整に期待。。
次の予約を取るとき、受付のお姉さんに「先生が指名が多い人気の先生でなかなか空いてる日がなくて、、、」と言われました。
指名ってホストか!!!!!!!というか私、この先生指名した覚えないんですが???勝手にこの先生に決められてたんですが!?!?
という思いを胸に、これまた結構先の日付で予約を取りましたとさ。
To be continued...
3.健康な歯を削られた悲しみが押し寄せてきた
電車に揺られて帰宅後、
絶望感が消えずご飯が食べられない。。。
母にも心配される。
その日から1週間くらいちゃんとご飯が食べられませんでした。。(ゼリーと飲み物とかで乗り切った。)
※この後もショックでご飯が食べられない期が何度もやってきました。
もうここからは後悔のオンパレード。
違和感凄いし口がちゃんと閉じれない。下の歯と噛み合わせ合ってなさすぎてめっちゃ不快。なんかもう口の中が気持ち悪い。ネット見るとセラミックに対して批判的な意見ばっかり。寝ると悪夢ばかり見る。
「は〜、やらなきゃよかった、、、」
頭の中で後悔がぐるぐる回ります。
考えてももう削られた歯は返ってこないのに。
先にちゃんと調べたらこんなことにならなかった。
他に削らない治療法もあったのに。
私は歯並びが良かったし虫歯もなかったんだよ。あまり削らない方法でいけたはずなんだ。。
でも削らない方法を紹介してくれない先生って何?やっぱり金儲けだよね???
というかセラミック治療って差し歯のことなのかよ!先に教えてくれよ!!!(本当の無知野郎)
でも同意のもとだから責めたいけど責められない。
ひたすらに心が苦しい。
少し安心できたのは、芸能人で沢山セラミックの人がいたということ。
調べてみたら私の好きなあのモデルさんもあの歌手もあのアイドルもそうだったみたい。
みんなが普通に過ごせてるんだから、仮歯調整したら大丈夫になるよね?
本歯のセラミックが入れば、元の生活に戻れるよね?
毎日毎日歯のことで頭がいっぱいになる私であった。
To be continued...
2.デカすぎる仮歯(絶望感 in my head)
仮歯になった次の日、
多少の違和感と痛みがありながらも、昨日の昨日だし、そのうち慣れるよね、痛み止めももらったし大丈夫でしょ〜、とのんきに美術館でゆったり作品鑑賞。
(美術館なんて行ってる場合か…)
その夜もあまり気にせず普通にご飯食べて普通に就寝しました。
次の日の朝、
急に大きな不安が押し寄せてくる。
口元なんかめっちゃもっこりするな…
鏡見てみよう、
やっぱりおかしい…口元かなり出てる…
隣にいた彼氏に聞いてみる。
私「ねえねえ顔変わった?」
彼氏「年を取ればそりゃ顔も変わっていくでしょ」
私「そっか…」
私の心の中(そういう話じゃねえんだわ!!!!)
自分で横顔の写真を撮ってみる。
わりと美的感覚があると自負している私、
「これは絶対おかしい」
その審美歯科にはネットのマイページに問い合わせフォームがあったので、
「仮歯が大きくて口元が出ちゃってる気がします」って詳細書いて横顔の写真つけて送りました。
その次の日は普通に会社へ行き、仕事。
仕事中は有休明けだしもうすぐ辞めるから引き継ぎで忙しくて不思議と歯のことは気にならなかった。
昼休憩の時間、再び不安が押し寄せてきた。「もしかして一生こんなデカい歯で違和感バリバリのまま生きていかなきゃいけないの…?」
心配でご飯が食べられない。
問い合わせの返信こないし不安を早く解消したいので審美歯科に直接電話連絡してみよう、と昼休憩中にTEL。混み合っていて全然出なくて少しイライラ。4回目くらいかけてようやく出ました。
私「仮歯が大きくて違和感が凄くてなるべく早めに仮歯を調整して欲しいんですが、、」
電話に出てくれた人は丁寧な人でちゃんと話を聞いてくれて、「仮歯は元々大きく作られてるんです」と詳しく説明してくれました。ちょっとだけ安心。(多分こういう問い合わせは日常茶飯事で対応慣れてるんだろうな…)
「ご飯も食べられない状況で、、」と説明すると担当の先生が空いてる一番早い日で予約を取ってくれました。
予約は取れたものの、予約取った日まで1週間以上あるし、引き続き食欲はない。
じわじわとまた大きな不安が押し寄せてくる。
帰りの電車で、
そういえば自分の歯どれくらい削られたんだろ?
帰りの電車、スマホでセラミック治療について改めて調べてみる。
あれ?
もしかして私、取り返しのつかないことした?
人生で経験したことのない絶望感とともに電車に揺られる私であった。
To be continued...
1.大手審美歯科の広告に釣られた結果、健康な歯を削られたのウケる(地獄の始まり)
2021年の春、私は新卒で入社した仕事を辞めることにしました。理由は転職です。
辞めることが決まって、気持ちがとってもスッキリしてそれはそれはハッピーな気分でした。
有休消化で時間も空くし、なんかしたいな〜と思って、思いついたのが、ずっとコンプレックスだった「前歯を綺麗にする」ということでした。
恥ずかしながら小さい頃あまり歯磨きする習慣がなく(親が全くしつけてくれないの巻)虫歯がよくできてました。なので定期的に虫歯治療で近所の歯医者に通っていました。(ちなみにここがヤブ医者だったと後から知る。)
そこで昔治療した前歯の詰め物がほんの少し変色してきていて、他の歯より色が汚いのが私は気になっていました。
大学生になってからはしっかり信頼できる歯医者に通って虫歯もほぼなし。定期検診も3ヶ月に一回しっかり通っていました。
その歯医者でホワイトニングもやっていたので、他の歯と詰め物の色の差がどんどん気になるようになってきました。
その歯医者の先生に相談したら、「ん〜ベッタリくっついちゃってるからかなり削らなきゃいけなくなるし、無理だね」の一言。。
その一言で諦められたら良かったのに。。。
時間もあるしそれをどうにか綺麗にしたくて、ネットで調べてでてきたのが大手審美歯科のセラミックの広告。
名前も知られてるしホームページもしっかりしてる。
サイトを見ると評判も良さそう、しかも値段もそこまで高くない。
でも今は虫歯もなくて健康な歯だしあんまり削りたくない。他の方法もあるのかな?ま〜無料カウンセリングだけなら行ってみてもいいか!
そんな軽いノリで予約を取って無料カウンセリングに。
某日、好きなアイドルのイベント前に、カウンセリングを予約した大手審美歯科へ。
(好きなアイドルのイベント前なので気分はHIGHよ)
出てきたのは優しそうな男性の先生。
詰め物の変色の件を相談したら「これなら綺麗になりますよ〜」と優しく落ち着いた声で当たり前にセラミック治療を進めてくる。
「ん〜綺麗にするならこの4本で充分かな〜」
そんな悪魔の囁きに飲み込まれ、大きなリスクの説明もほとんどないまま、、
あっという間に歯を削られて仮歯に。。(無知って本当に怖いですよ。)
削られる前に契約書を書いたり支払いをしたり大体の詳しい説明は受けてます。
でも普通に話すもんだからさ、そんな大きく削るとは思わないじゃんか〜!!!リスクもほとんど言わないし!!!まぁこれは調べてない私が馬鹿なんだけど。私が悪いんだ。。。
まだこの時点ではコトの重大さに気づいていない私。
麻酔がバキバキに効いた中、大好きなアイドルのイベントを楽しむ。
イベントから帰宅後のわたし。鏡を見る。
「やった〜!真っ白〜!きれいだ〜!」
これが地獄の始まりだとはまだ気づかずに。。。
To be continued...
0.歯に悩めるアラサー無職女ここに爆誕
はじめまして、私アラサー無職女のトワと申します。
歯科治療のトラウマを克服したい、という気持ちでこの度ブログを始めました。
私は2021年春まで大きな悩みもなく普通に楽しく人生を過ごしていました。
毎日朝から晩まで仕事して、休日はライブに行ったり友人や恋人と遊んだり。
それが、2021年春のある日を境に私の人生は大きく変わってしまいました。
軽い気持ちで審美歯科に行ったせいで、こんなにトラウマを持つことになるなんて。。
私は現在前歯の差し歯治療(セラミック被せ物)と奥歯の虫歯治療(セラミック詰め物)をしています。
そして、情けないことに歯で悩みすぎて精神疾患(適応障害)になり、無職となってしまいました。
でも全て自業自得だと思っています。(でも誰かを責めたい日もある、でもきっと誰も悪くないんです。)
今日から今までのことを少しずつ残していきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
歯に悩まされながらも頑張って生きるぞ!!